2013年10月27日日曜日

週末はズボンを洗う。


アイロンがけは通常平日の夜か朝に行う。仕事が休みの週末は、アイロンがけのお仕事もお休みである。ただし、アイロンはお休みでも、平日に履いたズボンを洗うのが、土日のお仕事となっている。

もちろん、自分で洗濯するのはスーツのパンツではなく、綿のパンツである。

環境保全のためのクールビズが施行されて以来、僕の職場も一年を通してノーネクタイでの勤務となった。それを期に、長年着ていたスーツをやめて、ジャケットと綿のパンツ、いわゆる”ジャケパン”スタイルにした。

ジャケパン通勤になってからも、ジャケットとパンツはクリーニングに出していたのだが、だんだん太股の辺りから臭ってくるパンツのクリーニング臭が気になり、クリーニングに出せば出すほど臭いがキツくなってきた。しかも、クリーニングからあがってきたばかりのパンツはじっとりとオイルがしみ込んでいて日にちが経ってもじっとりとした染みがとれなくなった。

「これはもう、洗うしかない」

そう思い立って、洗ったことのない綿のパンツを洗ってみたのである。もちろん、プライベートで普段履きしている綿パンは洗っているが、アイロンがけ対象外であった。

まずは洗面シンクに水を張り、ホームクリーニング用洗剤を入れ、パンツをつけてみた。すると油がしみ出してきて、洗濯水は真っ黒になった。

「これをずっと履いていたのか。。。」

これまで清潔のためと思って、こまめに出していたクリーニングが逆に汚れを蓄積することになっていたとは。それっきり綿のパンツをクリーニングに出すことはやめて、自分で洗うことにしたのである。洗い上がったパンツは、においもなく、色も明るくなりさらっと清潔感満載に!

こうしてアイロンのお仕事メニューに、自分で洗った綿のパンツがラインアップとして加わり、週末の楽しみとなった。もちろん、ポリエステルのパンツやジャケットはクリーニングに出しており、必要に応じた使い分けをしているわけであるが、できればそのうち、手洗い&アイロンにチャレンジしてみたいものである。

こちらは、クリーニング出していたパンツを洗った時の模様。汗や日常の汚れとは異なるものが出てきているのがわかる。






2013年10月24日木曜日



きれいにアイロンをかけるためのひと手間。

おいしい料理を作るために、下ごしらえにひと手間かけるように、きれいにアイロンをかけるためにもひと手間かけたい。僕のひと手間は、一日着たワイシャツを脱いだらすぐに、襟に洗濯洗剤をしみ込ませておくこと。

アイロンをきれいにかけるためには、アイロンをかける衣類がきれいであることが前提である。汚れた衣類にアイロンをかけたところできれいにはならない。

アイロンの天敵のひとつは皮脂。洗濯しても皮脂が残っていては、汚れ成分を衣類の繊維の中に、油ごと熱で定着させてしまうようなもの。これを繰り返すと汚れが染み付いて洗っても落ちなくなってしまう。これをアイロン前のひと手間、というより洗濯前のひと手間で皮脂をできるだけ取り除いておきたいのである。

仕事から帰ったらすぐにワイシャツを脱いで、襟を広げ液体洗剤を襟にそって少量かけ染み込ませておくだけ。あとは洗濯するまで放っておく。多分、あまり何日も放置しておくと洗剤が固まってしまい逆に汚れが落ちなくなってしまうと思うのでなるべく早めに洗うことをお奨めしたい。1日2日なら普通に洗濯すれば問題なく汚れは落ちる。

そもそも襟に汚れが着かないようにと、朝シャワーを浴びる時に首周りをできるだけきれいに洗うことを心がけてはいるが、仕事から帰ってワイシャツを脱ぐと襟がじんわり汚れている。仕事の合間に制汗シートなどで首周りを拭いたりすればよいのだと思うが、そこまでやるとひと手間の域を超えてしまう。いまのところは洗濯前の洗剤しみ込ませテクが僕のひと手間である。

昨晩からこっそり立ち上げたこのブログ、いまのところ39ページビューという閲覧数。うちわけは日本:21、アメリカ:16、韓国:1、ウクライナ:1。ウクライナの読者の方、遠くからありがとう!韓国、アメリカの方はきっと僕のブログが映画「アイアンマン」に関するブログだと勘違い閲覧かな。


しわを伸ばして今日もリフレッシュ!

本日のお仕事:

ワイシャツ×1、綿パンツ×1、子供の幼稚園のブラウス×1





しわを伸ばせば気持ちもリフレッシュ!

アイロン歴23年、アイロン男子”IRON-MAN(アイロンマン)”こと、谷口です。

僕のアイロン人生は会社入社とともにスタートしました。

社内人になってスーツを着るようになると、スーツをクリーニングに出す、ということをしなければなりません。当然、中に着るワイシャツもきれいにしなければなりません。

最初はスーツもワイシャツもクリーニングに出していたのですが、入社したての新入社員ですから、そんなに何着もスーツを持っているわけではありませんし、ワイシャツだって数枚の着回しです。

自宅から最寄り駅までの道中にクリーニング店を見つけ、通勤途中にクリーニングを出すことにしました。たしか朝出せば夕方には仕上がっている「一日仕上げ」のお店でした。

朝、通勤時にクリーニングに出し、夕方ピックアップしようとするのですが、地域のクリーニング店は閉店時間も早く、夜8時くらいには閉まってしまいます。残業で遅くなると「一日仕上げ」であがっているスーツやワイシャツをその日のうちにピックアップすることができません。

スーツなら、数日同じものを着ていても良いですが、ワイシャツは毎日取り替えたいところです。毎日クリーニング店に寄るわけでもないので、複数枚を一度にクリーニングに出すことになり、必然的にワイシャツのストック数が必要になります。

当時はそんなに安い衣類もありませんでしたし、ワイシャツもたくさん買う程お金はありません。ましてやクリーニング代も毎回かかるわけで、行き着いたところが

「ワイシャツは自分で洗って、自分でアイロンをかけよう!」

1990年夏、僕のアイロン人生のスタートでした。